お役立ちコラム

風俗業界で働きたいものの、1年のうち稼ぎやすい繁忙期や、客足が遠のく閑散期があるのか気になるという方もいるのではないでしょうか。また、求人に応募する際は、繁忙期と閑散期どちらがおすすめか気になる方もいるでしょう。

当記事では、風俗業界の繁忙期と閑散期がいつかを踏まえて、閑散期にスタッフがすべきことを紹介します。また、風俗業界への転職を考えている方におすすめの転職のタイミングにも触れるため、ぜひ参考にしてください。

ほかの業界と同じく、風俗業界にも繁忙期・閑散期があります。繁忙期はキャストのみならず、受付やサポートを行うスタッフも忙しくなるため、事前準備が必要です。

お店もスタッフ自身も万全の状態でお客様を迎えられるように、風俗業界が忙しくなる時期はいつなのか理解しておきましょう。

ここでは、風俗業界の繁忙期・閑散期について解説します。

風俗業界の繁忙期は、一般的に下記の3つがあげられます。

3～4月は、異動や入社などにともない、歓送迎会が多く行われる時期です。歓送迎会の後に、仲間と風俗に寄るお客様もいます。キャストも高校を卒業した新人が多く入店するため、スタッフはお客様の対応に加えて女の子たちの教育やケアで忙しくなります。

5～8月は、長期休暇やボーナスによって、お客様が増えやすい時期です。7月は長期休暇がないものの、ボーナス支給直後のため来店数が増えます。5月のゴールデンウィークや8月のお盆休みといった連休中は、地元のお客様に加えて旅行者の入店も期待でき、全国的に忙しくなる期間です。

年末年始も5～8月と同じく、長期休暇やボーナスの影響で忙しくなります。12月はクリスマスもあり、お店としてもイベントで盛り上げやすい時期です。

風俗業界における閑散期は、主に下記の通りです。

2月は年末年始に羽目を外したことを反省して、節制に努める人が多くなります。3月は歓送迎会による繁忙期が期待できる一方で、新年度の準備で忙しくなる時期です。3月全体は閑散期寄りでありつつも、業務が落ち着きやすい月末に近づくにつれて、繁忙期を迎えます。

6月は、ゴールデンウィーク後で財布の中身が寂しくなる時期です。梅雨で外出自体が億劫になる人も多く、客足は遠のきやすいと言えます。

9～11月は、10月のハロウィンなど盛り上がるイベントがありつつも、全体的に集客が落ち込む時期です。多くの方が8月の出費で財布の紐が硬くなったり、年末年始に向けて貯蓄したりする傾向にあります。

風俗の閑散期は、繁忙期に向けて準備を進める大切な時期でもあります。閑散期の余裕があるタイミングで準備しておき、繁忙期の売上アップにつなげましょう。

ここでは、繁忙期に向けて閑散期のうちにやるべきことを4つ解説します。

閑散期は、ほかの風俗店も同じく集客に悩んでいます。競合を調査して、どのようなキャンペーンを打ち出しているのか、新サービスは導入しているのか確認しましょう。

集客をアップさせるためには、目新しいキャンペーンやサービスが必要です。自分自身にアイデアがなくとも、競合を調査するうちにヒントが得られるかもしれません。魅力的なキャンペーンは参考にして、ブラッシュアップした上で自分のお店にも取り入れられないか検討することが大切です。

また、競合調査には人気コースやプレイの傾向が分かるというメリットもあります。

近年の集客方法のうち、SNSや公式サイトは欠かせない存在です。多くのお客様が、風俗利用前にSNSや公式サイトでお店の情報を集めています。キャンペーン情報を積極的に発信して、リアルタイムでお客様に訴求することが売上アップにつながります。

最も大切なことは、こまめに更新することです。真夏に冬のイベント情報が掲載されたままになっている公式サイトでは、集客が期待できません。場合によっては、休業・閉店していると誤解される恐れもあります。

求人サイトもこまめにチェックして、シーズン外の情報が掲載されたままにしないように注意しましょう。

閑散期のうちに、キャスト・スタッフを確保しておくことが大切です。繁忙期に入って出勤しているキャストが少なかったり、目新しさがなかったりすると、お客様が他店に流れるリスクがあります。

繁忙期に入ってから新しいキャスト・スタッフを採用しようとすると、他店との取り合いになります。また、閑散期と比べると、採用活動や従業員教育に十分な時間が割けません。

繁忙期に万全の状態でお客様を迎えるためには、時間に余裕のある閑散期のうちにキャスト・スタッフを確保して、教育を済ませておく必要があります。

閑散期のうちに、通常業務の見直しも行うと、お店全体の雰囲気が良くなります。たとえば清掃や受付など、雑になっているルーティン業務があるのではないでしょうか。

通常業務は変わり映えがないように感じるものの、集客やキャスト管理につながる重要な仕事です。手を抜けばお店のイメージを悪化させて、キャストやお客様の他店への流出を引き起こします。

通常業務の見直しを行うときは、マニュアルの改善も検討するとよいでしょう。業務環境や担当するスタッフ、女の子たちの意見も考慮して、最適な内容に整備すると、役立つマニュアルになります。

風俗業界への就職・転職を検討しているなら、繁忙期がおすすめです。あえて繁忙期に入店すると、業務が忙しい分、さまざまなメリットが期待できます。

ここでは、繁忙期の就職・転職をおすすめする理由として、2つのメリットを解説します。

1つ目は、高収入が期待できることです。もともと風俗業界は高収入を得やすいものの、新人が入店直後から高い給料をもらえるわけではありません。実力主義のため、高収入を得るためには相応の経験を積んで能力を身につける必要があります。

ただし、繁忙期は新人でも高収入を得られる条件が整っています。風俗業界でスタッフが高収入を得られる理由は、売上目標達成ボーナス・大入り手当の存在です。売上が良ければ、給料にインセンティブが加算されます。

繁忙期は、特に多くの来店と高い売上が見込める時期です。忙しい繁忙期に入店すれば、新人でもインセンティブで高収入が期待できます。

繁忙期は人手が足りないため、多くのお店で採用基準が緩くなりやすいと言えます。就職・転職する方にとっては普段よりも採用される確率が高くなる上、高収入を得られる可能性もあります。

風俗業界で働いた経験がない方は、普段よりも採用されやすい繁忙期の就職・転職がおすすめです。忙しくて時間をかけて教育してもらえないというデメリットもありますが、実践で学ぶほうが向いている方なら、メリットになり得ます。

風俗も、基本的な仕事はほかのお店と大差ありません。接客スキルをもっている方なら、繁忙期でも即戦力として働けます。

繁忙期に風俗業界へ就職・転職するときも、通常時の応募方法と同じです。主に下記の方法があります。

求人サイトから応募するときは、他業種の募集も含まれる一般向けではなく、風俗業界専門サイトがおすすめです。

入店したい店舗が決まっている場合は、直接ホームページからの応募も検討しましょう。専用のメールフォームを設けているところなら、必要事項を記載し忘れる心配がありません。

電話は、短時間で面接日を決めてもらえるメリットがあります。一方で、繁忙期は電話の対応が困難なことも多く、おすすめできません。お店によっては文章で対応する時間もとりにくいため、メールやSNSでの問い合わせも注意が必要です。

効率的かつお店に迷惑をかけずに応募できる方法は、求人サイトからの応募です。さまざまな募集が集まる求人サイトなら、自分に合った条件の求人が見つかるメリットもあります。

風俗業界の繁忙期は2～3月・6月・9～11月、閑散期は2～3月・6月・9～11月と言われています。閑散期には、競合調査や情報発信、採用、業務の見直しなどを行うことがおすすめです。

また、これから風俗業界に転職を考えている方は、繁忙期に応募することがおすすめです。繁忙期の場合、新人でも高収入を得やすい他、お店が忙しいことにより採用基準が低くなり就職しやすいと言われています。効率よく転職を目指す方は、求人サイトなどから応募するとよいでしょう。